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超久しぶりに全作品をチェックしたくなった作曲家、Giacinto Scelsi(2017.3.21)

www.youtube.com まずきっかけは「Anahit」という曲をNHKFMで紹介されてから、、、 一つの音の倍音成分の変化や、近接する周波数によって発するうなりが、脳内で響き渡り虜となってしまった。 これは多分、音響現象を音波として捉えその倍音をスペクトル解析…

現代音楽の今をチェックするひとつの方法は、part2(2017.2.13)

Donaueschinger Musiktage 2015 SACD 1total playing time: 77:32 Georg Friedrich Haas (*1953)[01] Oktett für 8 Posaunen (2015) 19:50 German premiereWork commissioned by Trombone Unit Hannover, financed by Ernst von Siemens Musikstiftung Tromb…

最近知った現代作曲家: Thomas Ades: In Seven Days (2016.11.6)

現代音楽の今を知るもう一つの方法としてNHKFMの現代の音楽http://www4.nhk.or.jp/P446/をほぼ毎週エアチェックしているが、数回聴いて番組の冒頭のテーマ音楽が大変気に入って調べるとTHOMAS ADESの "In Seven Days" for piano, video-installation and orc…

日本の現代音楽の今の一人の作品②「世界にあてた私の手紙」:藤倉 大

藤倉 大を知ったのは「情熱大陸」(2010)だった。番組でブーレーズの弟子ということを知ったが紹介していた新曲のインパクトが弱く彼のCDをチェックしていなかった。 後にDAVID SYLVIAN のcheckで「Died in the Wool」を聴くことになったが、SYLVIANのVOが…

日本の現代音楽の今の一人の作品①「THE RAVEN-大鴉」:細川俊夫(2016.8.11)

昨年の冬に購入して怖くて5、6回しか聴けていない。 勿論同居人の家族が留守の時か深夜しか聴けない。 この暑い夜中に流してみたら鳥肌が立ってしまった。 霊がおりてきそう! これまでの細川氏の作品とは大きく違うところは日本の能楽の和声を取り入れて…

現代音楽の今をチェックするひとつの方法は!!part1(2016.3.21)

レコ芸で今年度評価の高かったこのアルバム。 Peter Eotvos: Concertos (1)セヴン(コロンビア宇宙飛行士への追悼) (2006/2007改訂) 諏訪内の乾いた感情を押し殺した演奏が光る。一瞬聴いたことのない和声が響いて脳から脊椎まで到達したような気になった。(2…

ピエール・ブーレーズ2016.1.6バーデンバーデンにて死す。

昨日残念な知らせをうけました。 約30年前にNHKのFMで近藤譲さんの解説であなたの『主のない槌』を紹介いただき大変感銘を受け、今だに他の作品にはない良さが続いています。 ただ、そのあとはあなたの作品よりも演奏指揮したディスクや作品に興味を持ち…

Heinz Holliger(ECMNEWSERIES) のチェック!!!, 2015/11/30

邦人現代作曲家のお薦めHeinz Holliger のチェック!!!ヒリヤード・アンサンブルとビオラでの演奏でECMNEWシリーズのレーベルなので迷わず購入。14世紀の作曲家Machautを再構築した作品で最初はルネサンス音楽と思っていたら なんのなんの段々おどろおどろ…

クセナキスの打楽器作品とは, 2015/7/19

はじめて聴いているのだが、難解というわけでもなく、退屈というわけでもない。ただ、明け方にいつも聴いてしまう。心地いいのは確かです。PLEIANGESは本来6人の奏者の為の作品で人が持つ身体から出るリズムの揺らぎによるズレで効果をねらっている作品とも…

ノーノの見直し, 2015/7/14

もうあれから20年も経ってしまったのですね。極端にpppppppな曲、いきなりfffffffffになる。このアルバムはfffffffffはないです。これこそ、時代にやっと追いつかれたのかな??声楽が入っていない分まだ、間接的な気もします。 ノーノ:未…

久しぶりのクレーメルkremerata balticaの新譜は, 2015/6/19

グラスの協奏曲の2番が聴きたくてチェック! 出だしがバッハの無伴奏かなと思っていたらしっかりグラスのミニマルにクレーメルのバイオリンが絡んでくるではありませんか。8楽章もあり聴きどころ十分。最近のバイオリン協奏曲の中でも自分の背中の普段届か…

流石、片山さん, 2014/10/9

いつもいろいろありがとうございます!知らないことを解りやすく、キーワードを結びつけてのラジオ放送の内容はなるほどとさせられます!三島由紀夫、グスターボ・ドゥダメル、永井荷風の内容は圧巻! 坂本龍一の内容は結構シビアでかわいそうなくらい的を得…

実は初めてのグレツキ, 2013/1/8

ペンデレツキの印象が強過ぎてグレツキは今までノーチェックでした。同じポーランドとはいえかなり毛色が違います。聴きこんでからまた書きます。 グレツキ:交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」

ひさびさに血が凍りました。, 2012/12/19

現代音楽とrockのコラボというより現代曲そのものでしょうか。『広島に捧げる哀歌』は一度原曲もチェックしたくなります。久しぶりに気分が悪くなる音楽を聴きました、結構、苦しくなりました。でも、こうゆうのって癖になる要素もあります。精神破綻者には…

セリ―音楽代表, 2012/12/2

このアルバムの廉価盤が出たので30年ぶりくらいに主のない槌の別演奏で購入した。新曲も入っているし、、、。新曲は早すぎるぞ、テンポが速すぎてセリ―の良さがわかりにくいぞ!!!ブーレ―ズの代表曲であるセリ―音楽『主のない槌』はやはり名曲。同じ曲を…

ミニマルコンテンポラリー+ロック+アンビエント+ケルト+etc........, 2012/7/16

ヒラリーの新譜ということで購入。ライヒの影響が強い、プリペアードピアノはどちらかというとリズムボックスとして使われている。数回聴いたが、何か新しいことが盛り込まれているかというと、、、うーんと固まってしまう。しかし、なにか新しいことができ…

久しぶりのベルクヴァイオリン協奏曲のチェック, 2012/2/10

ベルクのヴァイオリン協奏曲はやはりすばらしい。頭の中に曲が完全に記憶されてしまっているので今までいろんな演奏を比較してきました。以下の方々の演奏が今まで一番好きだったのですが。violin:クレーメル、チョン・キョンファcond.:ブーレーズ、小澤しか…

初めてのアイヴス入門, 2012/2/2

ヒラリーの新盤ということで購入しました。まったく聴いていないアイヴスですが、はたしてその曲はというと何故だかviolin sonataなのにpianoのほうに耳を傾けてしまっていてviolinのほうの旋律がまだつかめていません。どっちが主旋律なのか面白いところで…

ミニマルミュージックにおけるviolin conertの1つ, 2011/6/12

いつものようにviolin conertでクレーメルということもありタワレコの再発で購入しました。ミニマニストのviolin conertはjohn adams以来聴きますが、これが単調な内容のようでなかなかいい。それにしてもタワレコのvintage collectionはもう12回目となる…

久々の細川氏の新譜, 2011/3/27

ここ数年、ノーチェックでしたが、フルートものとのことで要購入となりました。かなり尺八に近い演奏方法が多いですが、この音色ではやはりまた別の世界があります。神秘主義(ワイングラスの中身が音ならグラスが沈黙)といったところでしょうか。超有名な…

violin 協奏曲の追求のひとつの到達点, 2010/12/13

本年度、一番ショッキングなviolinconcertとなりました。クリスマスが近づいて結構合います。この和音はSzymanowski特有ですという世界でしばらく他の新しい音楽は受付ないようなインパクトです。一緒にはいっている交響曲はmahlerの和声をさらに進めて壊滅…

リゲティの見直し, 2010/8/22

タワレコでブーレーズ盤の廉価コーナー真っ最中でVIOLIN協奏曲があったので これを購入。かなり細かい部分を聴かないと良さはわからない。実家で聴き直すかな。その前に自宅のシステムで確認。おっとこれはいい。 Boulez conducts Ligeti: Concertos for Cel…

本アルバムは聴いてないのに期待してしまいます。, 2010/7/6

violin協奏曲の追求でつい先頃のNHKFMのバーバーの特集でこの曲に惚れこんでしまいました。現在はISAAC STERNとBERNSTEIN のアルバムで聴きこんでいますが追ってこのアルバムを購入しそうです。手に入れました。かなり歌ってます。気分は晩秋に思いをはせま…

邦人作曲家のレクイエム, 2009/1/12

以前から三枝さんのメボシイものを捜していましたが某hpの推薦があり購入しました。邦人作曲家のレクイエムで傾聴したものといえば三善晃さんのレクイエムくらいで血が凍るほど衝撃的で凄まじいものでした。フォーレのレクイエムが一番好きな三枝さんのこ…

10数年ぶりグバイドゥーリナのバイオリン協奏曲は, 2008/8/2

期間を掛けていろいろな音楽を間に入れながらバイオリン協奏曲の探求でこのアルバムを聴いてきました。クレーメルのあのアルバムとは聴き比べはせずにいたのですが、バッハ的要素と簡単には言えないものが薄いように聴こえてしまっているのは何故でしょうか…

声を楽器のように扱ってベストな曲, 2008/6/1

Meredith Monkを真剣に聴くのは10年以上ぶりだが、今回は声だけでなくピアノや他の楽器を使ってアコースティックなこれらの作品集はミニマルな曲や即興的な曲もある。Impermanenceという非永久性の題名はもののはかなさを言っているのだろうか。今のほうが…

身の毛もよだつロマン主義, 2008/4/30

かねてから気になっていたこのアルバムの廉価盤(elatus盤)を手に入れて聴きこみ始めました。音域がヴァイオリンよりも広いcelloというのとpendereckiの身の毛もよだつロマンをたたえた協奏曲は他の作曲家にはないもの。しばらく現代ものはこの人にどっぷり…

今現役で一番活動的現代作曲家, 2007/4/23

前回のアルバムの曲が心に残っているせいか室内楽25年間の集大成である今回のアルバムはすんなり心と響き合い一種の座禅のようなそんなメディテイションミュージック、いやアンビエントも含めての日本人ならではの作品が心地よい。今年の武生国際音楽祭など…

今年度わくわくニューミュージック, 2007/2/8

レコ芸で今年度評価の高かったこのアルバム。ベルクやモンクの影響を受けているように思えても形態がソプラノとバイオリンのみであること。ことばの語りのシュールリアリズムの表現として言葉の理解がかなり重要とはいえ、ある一種の心地良さもあり、頭の中…

バイオリン協奏曲の追求も険しく続く, 2006/10/13

NAXOSの廉価盤でバイオリン協奏曲のめぼしいものを探し続けていてHENZEのバイオリン協奏曲がロマンをたたえた現代曲とのことでさっそく購入するが、まだ聴き足りなければよいだろうがあまりインパクトが強くない。一方Five Night PiecesについてはWEBERNの新…

夜長のギター, 2006/9/27

ギターのための12の歌が最近心地よく響く。聴いているとさほど好きでもないビートルズやオーバーザレインボーがいいと思えるし、武満アイズされてすばらしい。『フォリオス』を鈴木氏と荘村氏とで聴き比べてみるのもまたこのアルバムの別の聴きかたかもし…

35年前の万博鉄鋼館space theatreの記録, 2005/8/26

タワレコ復刻盤として最近発売された。当時の武満さんの作品は結構激しく、ある程度高級なオーディオ装置で再生して聴いて血が凍りそうになった。クセナキスは長い間手をつけるのをためらっていたのだがとうとう聴いてしまった。計算された?音の洪水にただ…

日本人ならでは感性・触感, 2005/5/21

毎年レコ芸の現代曲受賞作品をチェックしているが、昨年度は日本人の細川氏の作品が受賞。確かにこれといった目新しい作品はここ数年上がっていなかったのだが。武満トーンが感じられるハープ協奏曲「回帰」、随所威嚇・崩壊を示し鳥肌が立った。「森の奥へ…

シンプルイズベスト, 2003/8/24

ひさしぶりにペルトの新譜を探してみると映画音楽に使われたという。大きく2曲があり、ひとつはあの名曲『ダブラ・ラサ』をさらにシンプルにしたもの。もうひとつはバット&イーノのピアノ曲の原曲(トリートメントを施していない)のような曲。どちらにし…

武満トーンの再認識, 2003/3/24

先日の「夢千代日記」の再放送で武満音楽に聴き入っていると、尺八をフルートに琴をハープに持ち替え能楽を現代音楽に作り変えて世界に知らしめているアルバムに出会った。音色だけで魂を抜かれてしまう。旋律として聴くのでなく、音と間を聴く、あまり集中…

魂を奪われてしまった初めてのペルト, 2001/11/15

最初のキースジャレットが意外にうまい、ジャズを止めてこうゆう曲がいいのでは。ブリテンに捧げる曲もミニマル的要素を持ちつつも、心引き込まれ、最後のプリペアードピアノの曲で私は魂を奪われてしまった。クレーメルのバイオリンが天国に誘いをかけ、毎…