indiana2’s blog

音楽が大好き

昨年最後に手に入れたelectronicaのCD(The last CD of electronica which I obtained the previous year):Akihiko Matsumoto 『Preludes for Piano Book 1 』(2017.1.14)

 

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 1991年の内藤孝敏によるCD「シェーンベルク:ピアノ作品(全曲)」(Gramophon POCG-1431)(人間には演奏が難しい部分を完全打ち込みによって補足し、人間の演奏をこの作品で超えようとした)以来、ピアノ演奏のみからのプログラムによる作品はそういえば買っていなかった。

A CD by Takatoshi Naito of 1991 "Schoenberg :" Since piano work (all songs) (Gramophon POCG-1431) (I supplemented the part which had difficult performance for a human being by complete ramming down and was going to be beyond a human performance with this work), I did not buy the work by the program only from a piano performance if I said so.

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あれから24年ほど経ったわけだが、テクノロジーの進歩とそれを操る人の試行錯誤の結果のひとつとしてこの作品は大変興味深く購入することにした。

 

12曲の作曲方法が異なっているためか、すべての曲が目新しいわけではない。

しかし、今までに聴いたことのないelectronicaの新しい萌芽が感じられる。

10回程度聴いたがまだまだ良さが染みだしてきている、音のコクが大変すばらしい、テクノロジーの賜物といえる、勿論操る人の力量があってのこと。

ゆっくり時間をかけて聴き込んでいきたい。

Approximately 24 years passed from that, but this work was interesting at all and I decided to purchase it as one of the results of the trial and error of the person who handled progress and that of technology.

 

All music is not new probably because 12 pieces of composition methods are different.

However, a new portent of electronica which I have not heard is felt so far.

Having heard around ten times, but there being the ability of the person who of course handle it that it may be said that it is a gift of the technology that the body of the sound that a good point bleeds still more is very splendid.

I take time slowly and want to listen many times.

 

 

 

 

今年唯一聴こうとしたROCK①(The only rock I tried to listen to this year①):RADIOHEAD/ A MOON SHAPED POOL(2016.12.17)

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open.spotify.com

Radiohead - Daydreaming - YouTube

BOWIEが亡くなってからというものROCKに期待がますます無くなってしまっていた僕だが、それでも何かいいものがないか新しいものがないか、今までまったく聴いていないが期待が持てるバンドRADIOHEADのCHECKをすることにした。

バンドメンバーのColin Charles Greenwoodの作品はペンデレツキの作品に影響を受けていたようで彼の作品は聴いてはいた。

今回の作品は5年ぶりのアルバムで巷では彼らの最高傑作だと、、、

うーん、何か新しいことはしてるかって、

音的にはちょっと捻っているのだけど。

明らかに影響受けて出てくるのはJOHN LENNONPINK FLOYDBRIAN ENO

特にENOについては「The Plateaux Of Mirror」をカラオケに歌ってしまっている

ような曲が最後にあり、ちょっとがっかりだったことも。

http://blog.hatena.ne.jp/indiana2/indiana2.hatenablog.com/edit?entry=8454420450097963708

そんな中でも、トムヨークが憂い、夢遊していることに共感してしまうのは、

コーラスの多用や彼のボーカルの力によることが大きい。

今のROCKを聴きたくなったら、RADIOHEADをしばらく聴いていようか、、

I have lost expectation more and more in ROCK after BOWIE died, however, still there was not some good work, or there was not a new thing, or I thought.And I did not listen at all so far, but decided to do check of band RADIOHEAD with expectation.

The work of Colin Charles Greenwood of the band member seemed to be affected by a work of Penderecki and I listened to his work.

It is said that it is the album for the first time in five years, and this work is their best masterpiece in the public.

Mmm, do they do any new thing?

It is elaborate for the sound a little.

It is JOHN LENNON, PINK FLOYD, BRIAN ENO to be thought that they receive influence obviously.

There was the music that Thom Yorke sang with album "The Plateaux Of Mirror" of ENO as a karaoke version last about ENO in particular.I was disappointed at it a little.

http://blog.hatena.ne.jp/indiana2/indiana2.hatenablog.com/edit?entry=8454420450097963708

Even, meanwhile, as for my sympathizing with sorrow and a thing somnambulating him, the power of the vocal of overuse and him of the chorus is big.

Will I hear RADIOHEAD for a while if I want to listen to modern ROCK?

最近知った現代作曲家: Thomas Ades: In Seven Days (2016.11.6)

 

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現代音楽の今を知るもう一つの方法としてNHKFM現代の音楽http://www4.nhk.or.jp/P446/をほぼ毎週エアチェックしているが、数回聴いて番組の冒頭のテーマ音楽が大変気に入って調べるとTHOMAS ADESの "In Seven Days" for piano, video-installation and orchestraであることがわかり、早速購入した。

トーマス・アデスはラトル&ベルリン・フィルがその作品を積極的に取り上げているイギリスの俊英作曲家で、Conlon Nancarrow(自動ピアノの可能性に目覚めてこの楽器を用いてリズムへの探求を行い、「自動ピアノのための習作」という50曲を超える作品群を作曲した。人間では演奏不可能な複雑なリズム構造を実現させるために自動ピアノを用いた、今日のelectronicaにはあたりまえであるシーケンサーを用いたパイオニアにも思われる)にも影響を受けている。

このCDの曲目はピアノとオーケストラ、映像で聖書の天地創造の物語を描いたアデスのピアノ協奏曲と、Nancarrowの曲をアデスが編曲し自ら演奏したものを収録している。

 

 ※映像のほうはまだイマジナリが限定されそうで見ていない、聴き込んでからにしよう。


【曲目】
1-7. Thomas Ades: In Seven Days
8-9. Conlon Nancarrow (arr. Thomas Ades): Nancarrow Studies Nos. 6 & 7
<DVD Extra>
10. Thomas Ades and Tal Rosner in conversation
【演奏】
Nicolas Hodges piano(1-7)
Thomas Ades conductor, London Sinfonietta(1-7)
Thomas Ades & Rolf Hind piano(8-9)

 recordings:2011年3月,6月
 

JAZZのリマスター盤チェック(Remastering Disc check of jazz)①「Ming」:DAVID MURRAY(2016.10.15)

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リマスターに加えて明らかに音質の向上がわかるSHM-CDに買い替えたいCLASSICやJAZZ。

そんな中でJAZZを漁っていると、、、

アルバム名しか知らなかったDAVID MURRAYの「MING」を見つけた。

1980年代当時DAVID MURRAY は知っていて聴いてはいたが、ほんの数枚で

多くは持っていない。

DAVID BOWIEの追悼会で有名なアルバム「LOVERS」の中から1曲使ってはいるものの特に知らないアルバムを探そうなんて思っていなかった。

初めて聴いてみるとすばらしい!

ここ最近の活躍がすばらしいビックバンドのMaria Schneiderが参考としていそうなくらいロフトジャズの実力者がそろっている。

フリーの曲HILLを含めすべてMURRAYの曲だ。

当時はJAZZ喫茶でもフリー色が強いA面はほとんど回していなかったのではないか。

これを機会にMURRAYのアルバムを聴きなおしていきたい。

 

 

 

33年ぶりの寺山ワールド

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ずいぶん前から気になっていた、、寺山ワールド。

シーザーが寺山修司の少女詩集を基にした劇中歌を再編して出したアルバム。

演劇実験室◎万有引力が結成された当時、池袋で「シナの皇帝」に非常に感銘をうけた僕は、ルピリエの舞台をでて見つけたシーザーの作った劇中音楽の「奴隷訓」「レミング」等のテープ販売に手が出そうになっていたがためらってしまった。今思えばそれが、当時の音効スタッフの方から後に音効スタッフとして教えをいただく機会があったことを捨てる前触れ(演劇の世界で生きていく道をやめること)だったと思う。

それから22年、2005年に愛知万博で上演された「群読叙事詩劇・一粒の種」(脚本・演出をシーザーが担当)に感動し9回ほど見てしまったのを覚えている。

そして最近彼の寺山ワールドアルバムが出ることを知り33年ぶりに覗いてみることに。

 

これは、、思っていた以上にすばらしい。人間の業というか、逃れられない世界、

日本人として日本語がわかる以上ますます、演歌、童謡、民謡、、

言葉によるイマジネーションの制限を避け、ここ数年日本語の歌詞から離れた音楽を聴いてきた僕にとっては新鮮です。

3年くらい前にはまったドロドロの「YOSHII ROBINSON」以来です。

因みにCDのシーザーの解説には下記のように書いてあり、天井桟敷の舞台をほとんど見ていない僕に想像力を描き立てるイメージ作業を追加しているとのこと、うれしいかぎりです。

「私の劇版音楽は視覚のための想像力を増幅させるためのものとして作られている未完の音楽であり、これを独立した音楽にするにはイントロ等の変更、アレンジ追加、47年前の古い曲もあってイメージ作業が大変だった。  J・A・シーザー」 

 

以下各曲の感想

(2人の声質をうまくそれぞれの曲に当てはめ、また2人の歌唱力もそれに十分答えていてすばらしい。)

・新・田園に死す(蜂谷眞未)

 唐十郎舞台作品や必殺仕事人などの時代劇も彷彿とさせられる。

あじあのあけぼの(蜂谷眞未)

 お経のテンポをモチーフに、小学校1年の時にむりやり見せられた「宝塚歌劇」の

 一部を思い出した、今もこのような曲を使っているのかな。

 ドラムリズムにアクセントがついていてバイオリンと絡んでおもしろい。

・天幕エレジー(石川詩織)

 祭りの見世物小屋に入ったあとのエレジー感というべきか。

・霊燕記(蜂谷眞未)

 捨てられた女の自殺をテーゼに、キングクリムゾンのエピタフのオルガンに乗せて

 燕になって、、 

・宵の明星(石川詩織)

 チャールストンの日本版

・灰娘(蜂谷眞未)

 これは宝塚で体験し聴いていたようなシンデレラ物語。

 返してわたしの時間を、、バイオリンの咽び泣きも染みる。

・血約聖書(石川詩織)

 それが愛、それが愛。 確かに愛には犠牲が伴う!

・風見鶏のマリー(蜂谷眞未)

 舞台を観ていないのだが、夏木まりや美輪明宏の舞台の香りがする。

・私窩子(蜂谷眞未)

 あ、椎名林檎に歌ってもらってもいい味でそう。

・ほたる心中(蜂谷眞未)

 これは、、今も使っているであろう宝塚の曲だ!!

・花街按摩数え唄(蜂谷眞未&石川詩織)

 唯一2人で歌う曲で子どもが歌う数え歌のような小さい頃遊んでいた頃を思い出す

・子守頭巾(石川詩織)

 子守歌の神髄、むかし母親に歌い聴かせてもらったような、、

・迷路盲目ばやし(石川詩織)

 あっちで こっちで どっちで そっちで というフレーズが印象的。

・青少年のための無人島入門(石川詩織)

 電話しかなかった当時と比べて現在の若者はネットとかで繋がりができるからとは

 いえ、こんな寂しい気持ちに共感してくれるんかなあー?、

 あーあー、あーあー泣けてきます。

 

いつになるかわからないが、一度上京して今のシーザーの舞台も確認したい。

 

日本の現代音楽の今の一人の作品②「世界にあてた私の手紙」:藤倉 大One of the current works of Japanese contemporary music ② "My letter to the world": Dai Fujikura

藤倉 大を知ったのは「情熱大陸」(2010)だった。番組でブーレーズの弟子ということを知ったが紹介していた新曲のインパクトが弱く彼のCDをチェックしていなかった。

後にDAVID SYLVIAN のcheckで「Died in the Wool」を聴くことになったが、SYLVIANのVOが強すぎて彼の音楽に傾聴できていなかったか。再度聴き込んでみようと思う。

何か新しいものを探す傍ら、最近ある雑誌にあの白石美雪さんの評論があり、SYLVIANとのコラボで電子音楽影響を受けたと明記あり、早速購入することに決めた。

最近の現代音楽作曲家はCDで解説を長々と入れる場合が多い。

しかし、そこには電子音楽が表現できることを模索している等とはまったく謳っていない。影響は受けているとは思われるが、、

It was "Jonetsu Tairiku" (2010) that I learned about Dai Fujikura. I knew on the show that he was a disciple of Boulez, but the impact of the new song he was introducing was weak and I didn't check his CD.

I later decided to listen to "Died in the Wool" on DAVID SYLVIAN's check, but wasn't SYLVIAN's vocal too strong to listen to his music? I will listen again.

While looking for something new, there was a critique of Miyuki Shiraishi in a recent magazine, and it was clearly stated that he was influenced by electronic music in collaboration with SYLVIAN, so I decided to buy it immediately.

Recent contemporary music composers often put long commentary on CDs.

However, it does not say that it is seeking to express electronic music. It seems to be affected, but ...

・フルート協奏曲

これはフルーティストの力量があっての曲で音色・微分音など尺八奏法に近いものやエフェクト処理でリングモジュレーターを使用しているような処理も聴こえる。

・世界にあてた私の手紙

うーん、意外と普通!

オペラを濃縮したものとのことだが、インパクトがイマイチ弱い。

MINA

実娘が生まれた後の感動を歌っているとのこと、自分の場合の時と比べてみて生まれてすぐにたまたま抱けるタイミングがあったのだが、その時の感動を表現するのはこんなにごじゃごじゃしてなくて、神秘すぎて、、無音状態だった気がしてならない。

・BANITZA GROOVE

この曲が一番気に入った曲、すんなり脳みそに入ってきた。

今の現代の悲しみを表しているといったらオーバーかな、と印象づけてから解説を

読むとブルガリアのダンスリズム3+4+2+3をベースにしているからびっくり、

世界の民族音楽をベースにした新しい名曲がまた彼によって作られた。

尚、このアルバムの最大の売りは作曲者が自ら編集ミックスしたことです。

作曲者がいいたいことを編集して練り上げたことです。

そうなってくると現代音楽はなおさらますます解像度のいい装置で再生したくなるよ。

そして所詮生演奏にはかなわないので聴きにいきたくなる。

このアルバムで演奏している名古屋フィルが彼の作品をとり上げて名古屋市内で10月に演奏するがたった1曲のみで残念なことに今聴きたくない曲(客寄せのための曲)も演奏される。今回は止めにしておこう。

・ Flute Concerto

This is a song with the ability of a fruitist, and you can hear things that are close to the shakuhachi playing method, such as timbre and microtonal music, and processing that uses a ring modulator for effect processing.

・ My letter to the world

Well, surprisingly normal!

It is said that the opera is concentrated, but the impact is not good.

MINA

He said that he was singing the impression after his real daughter was born, and there was a timing when I happened to be able to embrace it immediately after my daughter was born compared to my own case, but it is so confusing to express the impression at that time. I don't think it was so mysterious that it was silent.

・ BANITZA GROOVE

This song is my favorite song, and it came into my brain smoothly.

he will explain after impressing that it is over if it expresses the sadness of the present age

When I read it, I was surprised because it is based on the Bulgarian dance rhythm 3 + 4 + 2 + 3.

He also created a new masterpiece based on the folk music of the world.

The biggest selling point of this album is that the composer edited and mixed it himself.

The composer edited and elaborated what he wanted to say.

When that happens, contemporary music will become even more appealing to play on devices with better resolution.

And after all, it doesn't match the live performance, so I want to go listen to it.

Nagoya Phil, who is playing on this album, picked up his work and played it in Nagoya city in October, but unfortunately there is only one song that I want to listen to now (except song for attracting customers). To. Let's stop this time.

https://www.nagoya-phil.or.jp/2015/1210095137.html

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open.spotify.com

SACDハイブリッド】

藤倉大オーケストラル・ワークス「世界にあてた私の手紙」

マーティン・ブラビンズ名古屋フィルハーモニー交響楽団

日本の現代音楽の今の一人の作品①「THE RAVEN-大鴉」:細川俊夫(2016.8.11)

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昨年の冬に購入して怖くて5、6回しか聴けていない。

勿論同居人の家族が留守の時か深夜しか聴けない。

この暑い夜中に流してみたら鳥肌が立ってしまった。

霊がおりてきそう!

これまでの細川氏の作品とは大きく違うところは日本の能楽の和声を取り入れているところだ。

彼はAlban Bergが大好きでオペラ作品等も積極的に作曲している。

彼の作品をいつか生演奏で聴きにいきたい。

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《大鴉について:細川俊夫の解説》
日本の伝統的な物語のなかで、動物や植物が、人間と交流を持ち、人間と会話をするような物語はよくあることである。アニミズムの伝統の深いアジアでは、西洋のように、人間と動植物が、はっきりした境界線を持つことなく共存している。エドガー・アラン・ポーの「大鴉」のテクストを知ったとき、私は日本の能の劇作品を思い浮かべた。能は人間中心主義ではない。その主人公は、動物や植物であったり、またすでにこの世にいない霊であったりする。
ポーの作品は、近代人の理性的世界に守られた存在に、不気味な動物「鴉」が侵入して、その理性的秩序の世界が、崩壊する過程が描かれている。私は、この作品を一遍の能ドラマとしてとらえ、それを一人のメゾソプラノとアンサンブルによるモノドラマで表現しようとした。本来は男性が主人公のこの「大鴉」を、女性によって語らせ、歌うようにしたのも、能では、役が女性の場合であっても、男性がそれを演じるのと逆の関係にしたのである。
このポーの主人公は、嵐の夜、一人で回想にふけっている。ここに起こるドラマはすべて、彼の心の中で起こる想像であり、夢、幻かもしれない。(能では、ドラマはほとんど夢のなかの出来事である。)主人公は、亡くなった愛する恋人レノーアの追想にふけっている。
その時に現れるのが、大鴉である。そうするとこの鴉は、レノーアの亡霊かもしれない。「Never more」としかしゃべらない、不気味な霊としての鴉。その霊との交感、会話がこのポーの作品である。
私の音楽で、女性が中心となる作品の多くは、その女性を冥界とつながろうとするシャーマンととらえている。この私の"The Raven"での、メゾソプラノも、鴉の不気味な自然の力に、理性を崩壊させる近代人であると同時に、冥界、人間の不可思議な世界との交感をしようとするシャーマンでもある。その場合、死んだ恋人、レノーアは主人公の声に乗り移って、歌い語り、発狂するのだろうか。
人間の理性の世界と、その理性では捉えることのできない狂気の世界、理解できない自然の沈黙との関わり。このように私はポーを読み解くことにより、この作曲を行った。
この作品を、私のオペラ「松風」において、村雨役を歌ったCharlotte Hellekantとルシリン・アンサンブルにささげる。 

細川俊夫:大鴉(THE RAVEN) ~ メゾ・ソプラノと12人の奏者のためのモノドラマ

シャルロッテ・ヘレカント川瀬賢太郎ユナイテッド・インストゥルメンツ・オブ・ルシリン